ここにしまっておく

諸々記録用

浅漬けが上手に漬かった日

まだ本格的に夏に入る前にだったと思うのですが、定食屋さんで食べた浅漬けが美味しくて、家でも食べたいなと思ったのがきっかけで浅漬け作りを始めました。

 

 

夏によく食べてたのはきゅうりとナスの夏野菜浅漬け。

今年はとんでもない猛暑だったので、塩分も摂れるからとおかず兼おやつみたいな感覚で食べていたのですが、食卓に漬物があると頑張ってないのに頑張った感が出てよいので夏が終わってもまだ作り続けています。

 

ジップロックに切った野菜と塩と粉末の昆布茶入れて、その上からバットとペットボトル乗せて重しにして半日〜1日放置する超絶雑な作り方です。

とりあえず家にあるものでなんとかする人。

 

寒くなってきたので時期的にそろそろ白菜を漬けてみようかなーと思って初めて漬けてみたのですが、これも美味しくできました。

 

 

白菜は漬物になるとかさが減ってすぐ食べ終わってしまったので、次回はもっと量を増やしてみたいと思います。

 

料理は得意ではないですが、嫌いというほどでもないです。平日の夕飯作りは苦行に感じることもあってお惣菜買うこともありますが、時間がある時に好きなものを作るのは楽しいです。

 

ちょっとした記録でした。

 

 

これからお世話になるもの

最近買ったものについての話です。

 

1つ目

革靴を新調しました。『KLEMAN』のDANORというモデルです。

長いこと革靴はビルケンシュトックの「パサデナ」を愛用していたので、今回も新調するならビルケン!と思っていました。ところが私の目当てだった「ちょっときれいめで黒の革靴」は全て廃盤になってしまったらしく、求めていた靴に出会えなかったので、価格帯が近く、セレクトショップなどでよく名前を目にしていたクレマンの靴を初めて購入することに。

 

クレマンは日本には直営店がなく、セレクトショップでも展開しているサイズに限りがあって、私が普段履いているサイズは残念ながら実店舗には置いていませんでした。とりあえず欲しいモデルの実物を見せてもらったり、メンズモデルを履かせてもらったりしながら(色々とありがたい…)恐る恐るネットで注文したのですが、購入したサイズで問題なかったのでめちゃくちゃ安堵。

 

購入時からある右つま先の革の擦れ。革製品はこれも個性だしまぁいっか~となる。

 

革は比較的柔らかくて、まだ数回しか履いていないものの足に馴染むのも早かったです。あとマットな感じが好みです。

ただ、クレマンの靴はかなり幅が狭く、さらにこのDANORというモデルは他のモデルに比べて甲が低いので、人によってはいつもの靴よりサイズアップが必要になりそうな印象でした。

 

ラバー製のソールは適度に厚みがあってシュッとしすぎない感じが可愛いです。雨の日に履けるのも嬉しい!

 

クレマンの靴の欠点を挙げるとすると、ソール交換ができないことと、やっぱり実店舗での取り扱いが少ないことでしょうか。靴は試着本当大事なので…。

ネットではしばしば「コスパ最強革靴!」なんて呼ばれているので、これからもっと気軽に購入しやすくなればいいな~と思っています。

 

2つ目の購入品

『Aeta』のナイロンボストンバッグです。

 

store.aeta.website

ブランドコンセプトも良きです。

 

手で持って可愛いサイズ感のボストンバッグを数年前から探していたものの、価格、大きさ、デザイン全てがちょうどいいアイテムになかなか出会えなかった中で見つけたのがAetaのボストンSでした。

 

BOSTON:Sstore.aeta.website

こちらは革素材のもの。

元々は革のみの展開でしたが、人気過ぎていつも品薄だったのと、スニーカーに合わせてカジュアルに使えるのもいいかなーと思い、新作のナイロン素材の方を購入しました。お値段もナイロンの方が手が出しやすいですし…

 

金具がシルバーなのも高級感が出て可愛いのでお気に入りです。

 

お店で店員さんに「荷物入れてみてもいいですよ!」と言ってもらったのでお言葉に甘えて入れてみると結構色々入りそう。

小ぶりな見た目なので、財布、スマホ、ちょっとしたポーチ、ハンカチ…あとイヤホンくらい入ればいいかなーと思っていたのですが、小さめの折り畳み傘なんかも入れられそうな余裕がありました。

しっかりした素材なので型崩れしないのも嬉しいです。

 

ポケットが付いているので小物の収納ができるのも最高。

バッグの中に適当にものを放り込んでしまって玄関前で「鍵がない…」と言いながらよくもたついている人間なので…。

 

靴やバッグなどの服飾品や、アウターなどのアイテムは「5年以上は使えるものを買う」をモットーに選んでいるので、今回紹介した購入品も少なくとも5年はお世話になる予定です。長い付き合いになればいいなーなんて思いながら、どこにお出かけしようか考える日々です。

 

20230928『皆月』上映と舞台挨拶/K's cinema

急すぎた!!

遡ること3日前、9月27日の夕方。会社帰りにスマホを見ると北村さんから「明日20時に新宿集合ね!」といった旨の連絡が入っていたため、翌28日、急遽新宿のK's cinemaさんで上映される映画『皆月』と、上映前舞台挨拶に行くことになりました。

 

要約:北村さんのFCから明日舞台挨拶に緊急登壇することになったと発表されていたので、急遽行ってきました。

 

幸い座席も比較的前の方がまだぽつぽつと空いている状況だったので、震える手でクレカ情報を二度打ち間違えながらも、どうにかチケットを取ることができました。

映画館の投稿を見て連絡をくれたお友達も本当にありがとう…LOVE

 

それにしても本当に急ですよね。ご本人のスケジュールとか、映画館のキャパ的にもぎりぎりまで登壇発表ができなかったんだろうなとは想像しつつも、ノリが地元のツレ感あってめちゃくちゃ面白い。

 

当日は緊張から頭痛、めまい、不眠、耳鳴り、腹痛、吐き気とほぼ全部の体調不良を起こしながらもなんとか体を引きずり新宿に向かったのですが、北村さんが非常にゆるっとした雰囲気でご登場されたのでお姿を見た瞬間めちゃくちゃ安心して全部治りました。すごい。百薬の長?(???)入口からひょっこり顔を出して客席をのぞき込むような感じで入ってこられたのが可愛かった…。

 

舞台挨拶は『皆月』の望月六郎監督との対談のような形で進行していくのですが、これもまたゆるい雰囲気で撮影当時の思い出などをお話されていました。

 

今この映画を見られるのは恥ずかしいし、できれば観ないでほしい。観ないで!と仰っていて(みんな今から観るんだよ!)とつっこみたくなるような発言でしたが、そう思っていることにちょっと安心したというか、この『皆月』は色んな意味で観る方も非常にしんどくなる作品で、実は私もこれまで鑑賞できていませんでした。

 

北村さんが「観ないでほしい」と言っていたのは主に女性への暴力シーンのことで、

悪い役はなりきらないとスクリーン上ではすぐに嘘だとバレてしまうからと、あくまで役だから!役だからね!感が伝わってきてそんな必死にならなくても分かってるよ!と思うほどの弁明っぷり。

ただ、北村さんはだめなものをだめとちゃんと認識してお芝居に反映されている役者さんだと普段から作品を観て思っていたのですが、この頃から既にそういう認識を持っていた方なのかなーと、お話を伺ってから本編観れてよかったなと思いました。

 

ところで私は北村さんの衣装で多い、肩が落ちるくらいオーバーサイズなジャケットとゆるっとしたパンツに、ごつめのブーツや革靴を合わせるスタイルが大好きなのですが、

今回もそんな感じで大変可愛かったです。スタイリストさんいつもありがとうございます。

 

さて『皆月』についての感想ですが、

いかにもダメで情けない感じの奥田瑛二さんも暴力的なシーンとのアンバランスさがあってさすがなのですが、これはやっぱりアキラを演じた北村一輝さんあってこその映画なのではないでしょうか。

 

狂気じみた暴力性、作中の誰よりも生命力に溢れているギラギラした姿。

かと思えば奥田瑛二さん演じる義兄になぜか懐き、妻に逃げられた義兄の世話を焼いて回る姿はとても可愛らしい。そして姉に別れを告げる際のどこか炎が消えたような、消え入りそうな姿。

結末まで見るとこれまで「なんで?」と感じていたアキラの行動の理由が全て伝わってきて、悲しいとも何とも表現しがたいアキラの表情はいっそう胸が苦しくなります。

北村さんも観ないでほしいとは言いつつ、ご自身のキャリアの中で重要な作品になったとお話されていましたが、なるほどこれは業界がほっとかないですよね。

贔屓目なしに見ても(嘘。若干あるかもしれない)全編通してアキラの存在が印象的な作品でした。

 

性的な描写が多いのもあり、今までなんとなく観るのを躊躇ってしまっていた作品でしたが、劇場でかかったタイミングで、そして何より北村さんご本人のお話を伺った後という、すごく最高のタイミングで観ることができたなーとしみじみ思います。K's cinemaさんに感謝です。

9月:映画記録

今月は北村さんの出演作を追いかけて旧作から新作まで何本か劇場へ映画を観に行っていたのですが、なかなかブログを書く時間がなく、月末になりようやくPCに向かっています。あとここ数日少し暑さが落ち着いたのも大きいですね。全てのやる気を削いでくる暑さから解放…されたんでしょうか。まだ暑くなるんでしょうか。とはいえ少し活動的になれている気がします。

以下3本の映画の感想です。

 

DEAD OR ALIVE 犯罪者』

三池祟史監督の1999年の映画です。国立映画アーカイブで観てきました。

国立映画アーカイブがまだフィルムセンターだった頃、昭和映画を追いかけていたタイミングで訪れて以来数年ぶりの再訪です。

事前に北村さんはオープニングにしか出ない謎の踊る男(?)という情報を仕入れていたのでオープニングに注目して観ていたのですが、目まぐるしくカットが変わる中でちょいちょい映る謎の踊り狂う金髪の男性が「あれ…これか?」ぐらいの感じだったので、事前に把握しておいてよかったなーと思いました。どこに出てくるのか分からなかったら100分ずっと北村さんの姿を探してたと思う。

 

とにかくオープニングから変すぎて、大杉漣さんが5メートルくらいのコカインを吸ったかと思えばそのあとすぐに竹内力さんに撃たれてしまいこれ以降出てこない。めちゃくちゃです。

 

一応ストーリーはあって、歌舞伎町を舞台に刑事の哀川翔さんと、中国残留孤児のギャンググループを率いる竹内力さんとの戦いを描いたバイオレンスアクションといった感じなのですが、暴力描写や奇抜な演出は多いながらも正直よくあるギャング映画の展開だよなーと、途中まではそんな印象でした。

最終的には竹内力に家族を殺された哀川翔が復讐に向かうのですが、この決闘のシーンで哀川翔は服の中に隠し持っていたバズーカを取り出します。この時点で無理があるだろ!!と突っ込んだ私は甘かったなと数秒後に気づきます。対する竹内力は胸から謎の光るエネルギー波みたいなものを出し、それを哀川翔に向かって放つと地球が爆発して映画が終わるのです。書いてて意味が分からない。

どうしたんだろう…最後の2分間だけ飽きちゃったのかな…みたいな、そんな映画でしたが、90年代のエネルギー溢れる作品を観られて楽しかったです。

名優さんたちが揃いも揃って意味の分からない役で出てくるのも楽しかったですね。ずっと屋上で笛を作っている平泉成さんやら、自分の手をカツにしてしまう本田博太郎さんやら…二度目の書いてて意味が分からない。

 

『世界の終わりから』

今年の4月に公開された映画ですが、うっかり見逃しており、しばらく配信の予定もないとのことだったので慌ててドリパスの再上映で鑑賞してきました。

あらすじ等はこちらにて…

sekainoowarikara-movie.jp

 

紀里谷監督の作品は昔大沢たかおさん目当てで『GOEMON』を観たことがある気がする…くらいの曖昧な記憶で、ほぼ初めて作品を観ました。

この作品に関しての感想は…すごーく言い方が悪いですが、映画好きが好きそうな映画という印象で、個人的にはよく分からなかった!めっちゃごめんなさい!

あとは私がいわゆる「セカイ系」と言われる作品が合わないのが今回ではっきり分かりました…。

夏木マリさんと冨永愛さんの異世界感ある存在が作品に説得力を与えていて、このお二人がとにかく印象的でした。

北村さんは悪い感じの役で存在感も抜群でしたが、撮影の合間に主演の伊東蒼さんとTWICEのダンスを踊っていたらしく、世界観の違いに目が回るかと思いました。(以下ソース)

ananweb.jp

監督は本作品をもって引退を宣言しているようですが、

高校生の主人公が「みんな死んじゃえばいい」と思うほど、残酷なことばかり起こり、殺し合ったり他者を貶めたり、自分のことばかり考える人間の醜悪さが全面的に描かれているこの作品を見ると

監督…色々なことに疲れちゃったのかな…と余計な考えを巡らせてしまいました。

余談ですが、ワンシーンだけめっちゃ地元がロケ地になっていてびっくりしました。

 

『夏空ダンス』

内村光良さんが監督、脚本の短編映画です。

www.maseki.co.jp

 

内村さんの故郷・熊本県人吉市が舞台になっていて、高校のダンス部が人吉市の各地でダンス動画を撮影するという形で、地震や水害からの復興途中の人吉市のなくなっていくもの、新しくなっていくものが映画にも映し出されています。

 

一言でいうと内村さんの人柄の良さが伝わってくる映画だなと。

作品にも悪い人は一人も出てこないし、ダンスシーンや花火大会の場面でのエキストラはほとんど地元の方だったというエピソードからも、みんな内村さんのことが大好きだからこそ協力したんだろうな~とニコニコしてしまいました。

そしてこの映画を作るきっかけになったのが、内村さんが司会のバラエティ番組で、今回主人公を演じた島雄こなつさんと一緒になった縁からというお話や、内村さんの映画だから、と脇を固める役者さんが集まったというお話もご縁を大切にするお人柄の良さからなのかなと感じました。

 

北村さんはご本人曰く「呼ばれてもいないのに内村さんの映画と聞いて無理やり入り込んだ」らしく、ダンス部の顧問の先生としてワンシーンのみの登場なのですが、すごい勢いで画面を華やかにしてあっという間に去っていき、嵐のような存在でした。

ただ、内村さんの脚本と北村さんの表現力のおかげでめちゃくちゃバックグラウンドが想像できる役柄で、私としてはなんというか、すごい、助かりましたね…。

内村さんは北村さんに「ちょっとチャラい高校の先生」を演じて欲しかったようなのですが、いざ本番に入ると北村さんの熊本弁があまりにも…だったらしく「ちょっとチャラい“東京から来た”高校の先生」という設定に変更して標準語のセリフになったそうです。

 

そのちょっとチャラい東京から来た先生は部活にはほとんど顔を出さないものの、花火大会の日に人吉城三ノ丸広場で貸し切りでのダンス撮影の許可を市?から取ったりと、口の上手さと人好きのする笑顔で世渡りしている感じが伝わってきて、保護者にも大変受けがよさそうだなと思いました。

生徒からも「部活には顔を出さないけどやることはやってくれる」とあだ名で呼ばれながらも一応慕われてるっぽくて、授業中に雑談もするし、体育祭の日に生徒に交じってリレーも走っちゃうけど、進路のこととかに関しては真面目に相談に乗ってくれるタイプの先生という感じでした。

すみません。半分くらい私の妄想になってしまいました。

 

ところで映画の中で内村さんが演じる市役所職員でもある主人公の父親が「みんな出て行っちまうなぁ」とぽつりと呟く場面があるのですが、

それが災害を機に町を離れる人の多さや、地方から人が出て行ってしまう現状を表していて印象的だったのですが、この北村さん演じる先生は逆に東京から熊本へやって来た設定なので、一体どんな理由で人吉に来ることになったのかが非常に気になりました。

 

内村さんと北村さんは今回の映画で初めて一緒にお仕事をされたらしいのですが、

映画の中でもトークイベントでも内村さんと一緒の時の北村さんがすごい楽しそうだったので、今度はワンシーンとは言わずにまた内村さんの作品に出てほしいなあなんて思ったりしました。

 

長くなりましたがこのへんで。

 

キングダムに浸かる

7月半ば頃からでしょうかね。漫画『キングダム』を読み始めました。

先にキングダムに触れた身内やお友達から推されていたのもあり、ずっと気になっていた作品でした。今年の夏には実写映画第3弾が公開されるらしいし、それまでにひとまず映画前2作を観て、原作も今回映画でやるところまで追いついておこうかな~と軽い気持ちで手を出したところ、あまりの面白さに夢中で読み進める夏を過ごしています。

 

面白いですね、キングダム。漫画も映画も面白いです。

原作のどこそこが面白かった!とか、あのキャラクターのここが好き!なんて話もしたいですが、ひとまず今回は映画最新作『キングダム 運命の炎』の感想をメインに書くことにします。

 

※以下、ネタバレも含みます。

 

kingdom-the-movie.jp

 

映画の内容としては、原作漫画8巻の「紫夏編」と10巻からの「馬陽の戦い」の部分が描かれているのですが、

原作では独立しているそれぞれの話を、映画では隣国趙との「馬陽の戦い」を本筋に、吉沢亮さん演じる秦王 嬴政の過去の物語である「紫夏編」はその中で出陣前の秦軍総大将、大沢たかおさん演じる王騎将軍に嬴政が語る、という形で映画前半のメインストーリーとなるよう、組み立てなおして描かれています。

 

前半「紫夏編」ではやっぱり紫夏を演じた杏さんが圧巻でした。

まず原作の紫夏にめちゃくちゃ似てる。強くて凛々しくて、包み込むような優しさで光を与えてくれる人、という役柄がぴったりでした。

亜門役の浅利陽介さんもよかったー!

 

ただ、この「紫夏編」は本来、政の幼少期のお話なので、吉沢亮さんがそのまま演じられているのには少し違和感があり…まだほんの小さな子供だった政が敵国での長い人質生活で一切の感情、感覚を失ってしまったことに紫夏が愕然としたように、見た目が大人なのと子供なのでは見る側の感じ方も違ってくるのでは?と思ったりもしました。でも馬車の戦闘シーンに子役を巻き込むのは危険だなーとも思いつつ。

 

後半、というか映画全体を通してやっぱり圧倒的な存在感を放っていたのは大沢たかおさんの王騎将軍!

映画1作目の頃からこちらの予想を上回る王騎将軍を演じられていましたが、回を重ねるごとに体格もさらに王騎将軍そのものになってて、要潤さん演じる謄とのくすっと笑えるやりとりも見られてよかったです。王騎将軍と副官謄の関係がとても好きなので!

 

主人公信が敵将馮忌の首を取りに行く瞬間、干央の「殿の飛矢が届くぞ」は映画でもめちゃ良シーンでした…このシーンが一番好き…

 

先に原作を読んでいたので、今回のパートはどう考えても一本の映画では終わらないだろうとは思っていたのですが、「多分このあたりで終わりだろうな」と考えていた部分でやっぱり続編に持ち越しでした。でもじっくり描いてほしい部分なので、時間がかかってもいいので後編を楽しみに待ちたいです。

 

キングダムの実写は配役がとにかく秀逸だな~と思うばかりです。みんな原作のイメージにぴったり。今回びっくりしたのは渕さんと竜川ですね。似すぎ!公開までキャストが明かされなかった龐煖もなるほどな~!と個人的にはわりと納得の配役です。

 

そんな中残念だった感想を一点…李牧ですよね。

何なんでしょう、一人だけコスプレ感がすごくてどうしてしまったの!?という感想しか浮かびませんでした。話し方も変に白々しいというか、悪い意味で漫画の実写化感が出ていてなんか浮いてる気がしてしまって。小栗旬さんに恨みはないです。ごめんなさい。今回は顔出し程度の登場でしたので、続編に期待します!

 

実写映画はどこまで制作されるのでしょうか。馬陽の戦いの続編はほぼ間違いなくあると思いますが、漫画でもこの馬陽が一区切りのタイミングなので、ここで一旦終わりなんでしょうか。私としては北村一輝さんが桓騎将軍役で登場するのを何としても見たいので(絶対に出るみたいな言い方)山陽攻略戦、合従軍あたりまでは映画で観たいなあなんて思っています。

合従軍までやったらその他の邦画が手薄になるほどオールスターなキャストを集めることになりかねないですが、そこをどうにかお願いします日本映画界。

20230811お盆の難波で

突然ですが、俳優の北村一輝さんが好きです。

 

昨年の秋、映画『沈黙のパレード』を観て自分でも信じられない勢いで北村さんに転げ落ち、あれよあれよとファンクラブに入会、過去作から最新の出演作を追いかける日々を過ごしています。

以前から映画やドラマは好きでわりと観ているほうで、もちろんその中には北村さんが出演されている作品もあったのですが、なぜか昨年急にこんなことになってしまいまして。推しとの出会いってタイミングですよね。

 

さてそんな中、大阪の「なんばグランド花月」で行われる公演に北村さんが特別出演されるとの情報が入り、行ってきました。

8月11日に行われた未知やすえさんの還暦記念特別公演です。

 

やすえさんが北村さんの大ファンで、オファーをしたことから今回のゲスト出演が決まったそうです。頭が上がりません。

 

公演の前半は未知やすえさんのデビュー曲『めっせいじ』の披露から始まり、

北村さんはその後の新喜劇にご出演されていました。

いやあ、知ってはいたけどあまりにお芝居が上手ですよね。

役柄も借金取りのチンピラと、親の顔より見た設定が板につきすぎていて存在に説得力しかない。

もちろん新喜劇なので、ガンガンボケて笑いをかっさらったかと思えば、セリフが無い場面でも仕草や、崩した立ち方が抜群にチンピラで(抜群にチンピラとは)

この人にできないことはないの!?と引き出しの多さに改めて驚きっぱなしでした。

あと今の北村さんのキャリア的に、映画なんかで反社の役を演じると必然的に幹部なので、下っ端のチンピラ役はめちゃくちゃ貴重でありがたいなあとしみじみしてしまいました。

そして世界でいちばんお顔が良い…あとどこまでも脚が長い

新喜劇メンバーと並ぶと(失礼)さらに際立ってシュッとしてて、コッテコテの紫のチンピラスーツでも美を放ち続けているし、やすえさんをはじめ演者の方も、そして途中で後方の席から「かっこいー!」と声が聞こえてきて、なんかもうその場にいた全員が北村一輝という人間にメロメロになっているさまが凄かったです。

 

そんな北村さんがひと際観客の心を掴んだのが「パンティーテックス」を披露した瞬間でした。

ご存じ島田珠代さんの持ちネタですが、珠代さんが北村さんにめちゃくちゃ絡みにいく一幕がとにかくこの日一番の盛り上がりで、北村一輝島田珠代の一騎打ちが見られるの世界で今この瞬間しかないだろうなあなんて思っていたら「あなた、今パンティー穿いてます?」という珠代さんからのフリ。すべてを察した観客がさらに爆ウケ。珠代からは逃れられない。

そして珠代さんと北村さんのWパンティーテックス

私はなんかもう笑いすぎたのか何なのか感情がよく分からなくなってちょっと泣いてました。泣き笑いしながらパンティーテックスで上げた脚が長い…なんて思ったりしていた気がします。わりと余裕ありますね。

 

なんか、でも、いろいろ書いたけど結局北村さんが終始楽しそうに舞台に立たれているのを見られたことが何よりでしたね…。

北村さんを見てると「一輝が楽しそうならもうそれだけでいいよ…」となる瞬間がよくあります。何目線なんでしょうね。楽しそうな北村さんを見ていつも元気をもらっています。

新喜劇も生で観劇したのは今回が初めてでしたが、楽しかったです!島田珠代さんの圧倒的存在感、凄かったですね…出てきただけで大盛り上がりでした。

未知やすえさんのパワフルさや可愛らしさも本当に大好きになってしまい、パートナーの内場勝則さんとのデュエットもとても素敵でした!NGK、機会があったらまた行きたいです。

 

ところで前々からブログやろうと思っていたのですが、タイミングが分からず、

今回の新喜劇が北村さんに直接お目にかかれた初めてのイベントだったので、個人的な記録としても残しておきたいし、ブログに書くしかないじゃん!?とここに書き綴った次第です。

今後もこういった推しの話とか、映画の感想とかぼちぼち書いていこうと思っています。

いつまで続くか分かりませんが、またよろしくお願いします。