おっっっもしろいです。
ドラマをリアタイ鑑賞するなんてもう何年もしていなかったのですが、久しぶりにドラマを楽しみに一週間乗り切っているような日々です。
感想を書きたいと思いつつ、文章を書く気にならないままドラマももう中盤に差し掛かって急に焦り出したので、ざっくり感想書き残しておきます。
日テレ系水曜夜10時枠です!ぜひ!
あらすじとかはこちらで。
深堀家について
・小池栄子さん
大好きな方です。このドラマの主人公、深堀万里江を演じています。
万里江さんは小池さんに当て書きしているんだろうな~というキャラクターで、とにかくパワフルで明るくて、男たちが次から次へとトラブルを運んできても悲壮感がないのが見ていて安心できます。応援したくなることはあっても万里江さんが本気で可哀そうに見えてしまったら全然違う作品になってしまうと思うので…。世界中にこの役演じられるの小池栄子さんしかいないと思いながら観ています。
・吉岡秀隆さん
ダメな男が板につきすぎていてさすがとしか言いようがない。褒めています。廃業寸前の漫画家で家事もせず家にいるだけの夫ですが、吉岡さんが可愛らしく演じていて万里江さんもこういうところがあるから悠作のこと嫌いになれないんだろうな、分かるよ…みたいな気持ちにしてくれます。
・小林薫さん
なんか、もう、小林薫すげーなみたいな気持ちになりまして…。本当にこういう人なんじゃないかと思えてくるくらい堅物で偏屈な祖父を自然に演じられています。薫さんが演じている祖父の達男がいるのといないのじゃ作品の空気感が全然違うんですよね。あと孫のスウェット着て出てくるだけで面白いからずるい。
・作間龍斗さん
このドラマで初めて知った方なのですが、すごくないですか?先に挙げた芸達者3人の会話の中に自然に入っていけるどころかちゃんと存在感もあって。小池栄子さんと少しお顔立ちも似ているので親子感あるところもすごく良いです。
深堀家はとにかくよく喋るので会話シーンがめちゃくちゃ爆速。テンポが良くて喧嘩しているはずなのにいつの間にか攻守、敵味方入れ替わっていて誰か一人が攻められる構図じゃないのも見ていて苦しくならないです。ドラマが始まる前に小池さんが「異種格闘技戦みたいな感じ」と表現していてまさにその通りの殴り合い会話劇です。
・作中に登場するイラストが可愛い
吉岡さん演じる深堀悠作が漫画家なので、悠作が描いたイラスト(実際は関口かんこ先生という漫画家さんが作画協力されています)が作中いたるところで登場します。オープニングにも登場人物の似顔絵が使われていて、とにかくポップで可愛らしくて、1話でオープニング映像を見た瞬間「このドラマ絶対好きじゃん…」と確信しました。
イラストのグッズ販売されないかな…絶対買うのにー。
・情報量の多すぎる次回予告
コタツ~は何か劇的な事件が起こるわけではないのですが、毎回何かしらトラブルが発生しては主人公の万里江さんの頭を悩ませます。さらに一つのトラブルが解決して「今週はもう何も起こらないだろう」と視聴者が安心し始めた最後の10分くらいで全てをひっくり返す勢いで新たな問題が発生という、常にてんやわんやしているせいで、予告の情報量が多いです。何でこの情報量とめちゃくちゃな展開でこんなに面白くできるんだよ…と脚本の上手さにビビり倒しながら次回も絶対に面白いことが確信できる予告を何度も見てしまいます。
・助演俳優
深堀家のキャストだけではなく、脇を固める俳優さんもとても良いです。私の推し俳優である北村一輝さんも悠作の担当編集者役で出演されています。
悠作に漫画を描かせるために深堀家へ入り浸る編集者の土門さん、6話ではなぜか万里江さんの母である清美さん(高橋惠子さん)にお茶を出していたり、一緒に夕飯を食べたらどうかと誘われたりとサザエさんでいうところのノリスケさんのポジションの人です。(違うと思う)
高橋惠子さんのおばあちゃんもおしゃれでとても素敵です。清美さんのお家実家より実家感がすごくて行ったことないのに懐かしい気持ちになっちゃう。
マシンガンズの西堀さんがすごく良くて…小林薫さんとマシンガンズ西堀さんの関係性にこんなにときめく時代がくるなんて…と思いながら達男さんと熊さんの仲直り回(4話)に予期せぬキュンを感じてしまった人です。ズッ友でいてほしい。
・ネコのチョーさん
深堀家の愛猫チョーさん。かわいい♡♡♡
ちょっと言いたいこと
万里江さんが女口調なのがすごく気になって…。別に「~わよ」な喋り方じゃなくても成立するキャラクターだと思うのに何でなんでしょう…
所々で民放ドラマの限界を感じてしまうこともあるのですが、平日ゴールデンタイムにしては激シブすぎるキャスト陣なドラマでめちゃくちゃ楽しんでいます。
最終回まで観終えたらまた感想書きたいですが、終わってほしくないな~~~